安井 敬　Takashi Yasui 　ホイッスル

1978年オランダのスヴェーリンク音楽院に留学し、リコーダーをワルター・ファン・ハウヴェ氏に師事。バロック室内楽はもとより、大編成のリコーダーによる合奏団である『東京リコーダー・オーケストラ』をはじめ、様々なアンサンブルのメンバーとして活動。
1986年頃からティン・ホイッスルによるアイルランド音楽の演奏を始め、87年に『ファー・イースト・セッション』を結成。アイルランドを代表するバンド、ザ・チーフタンズの初来日の際には、東京公演でのアンコールステージにて共演。リアム・オフリン、アーティ・マグリン等とも来日時に共演した。日本でのプロフェッショナルなティン・ホイッスル奏者としては草分け的な存在になる。
近年はアイルランド音楽の演奏のみに留まらず、ポップス・シーンで、またTVドラマやアニメ番組用の音楽、ＣＭ等に使用される音楽での演奏機会も多い。
2009年公開の映画「BALLAD 名もなき恋のうた」では
ホイッスルの演奏が起用されている。
http://yasuitakashi.com

庄司 祐子　Yuko Shoji　ホイッスル

ティン・ホイッスル、リコーダーを安井敬氏に師事。リコーダーを吉澤徹、金子健治の各氏に、バロック室内楽を副嶋恭子氏に師事。
リコーダーアンサンブルやバロック室内楽を中心に、全国各地、及び海外での演奏会、学校音楽鑑賞教室、NHK教育テレビやラジオへの出演など、幅広く活動する。
ホイッスルでは安井敬氏により結成されたユニット「ヘザリー・ブリーズ Heathery Breeze」「ウィスリング・ブリーズ Whistling Breeze」「イニシュInisなどでの演奏を中心として、首都圏のアイリッシュ・パブでの定期ライブや、サッカー・ワールドカップ、アイルランド大使館などのイベント、レコーディングなど、ホイッスル奏者、及び指導者としても活動を展開する。2007年には新星堂オーマガトキより、ホイッスル・ソロアルバム「Feeling Irish Whistle」をリリース。
http://shojiyuko.com

CAPPELLATTE - カペラッテ -　
ア・カペラ ヴォーカル アンサンブル

2001年4月、針ヶ谷伸子・古川知子・田中理恵子により結成されたア・カペラ アンサンブル トリオ。３人は共に音楽大学卒業で、在学中よりヨーロッパ各国へ赴き、教会音楽の分野で研鑽を積む。日本においては珍しい女性３声による古楽グループとして、特に中世・ルネサンス時代の 典礼音楽に多く取り組む。
一方で、日本の唄をはじめ世界の民謡や伝承歌、また古い詩や言葉をモチーフにしたオリジナル曲をレパートリーとするなど、柔軟で斬新な演奏スタイルを持つ。ア・カペラの原点とも言える教会音楽をベースにした澄んだ発声が特徴で、ヴォーカルアンサンブルならではの響きを追求した歌声は、音楽を超え声の神秘をも感じさせる。毎年自らプロデュースするコンサートでは、古楽器や民族楽器を交え、衣装・照明にもこだわった空間演出を試みている。またTVテーマ曲（NHK「里山の音景色」「薬師寺」ほか）や企画CDのレコーディングなど、幅広い演奏活動を行う。2007年ＣＤ「永遠につづく春」(エイベックス・クラシックス)、2009年「風のきおく」（eist records）をリリース。　http://www.cappellatte.com

アイリッシュ・ハープを坂上真清氏、Grainne Hambly、ピアノを播本三恵子氏、作曲を青木進氏に師事。2007〜8年 坂本龍一プロデュース、ロハスクラシックコンサート出演。2009年2月フランスにて「L'Experience Japonaise」にサポートとして出演。2009年８月アイルランドにて「O'Carolan Harp Competition」入賞。

YMO、スティーヴ・ライヒ、クラフトワークに影響を受けつつ、独自の世界で音楽活動を展開中。アンダーカレントという自分名義のユニットで『abyss to abyss』『mother of the crow』の２枚をミディクリエイティブより発売中。BIKKEと高野寛とナタリーワイズというバンドで活動中。今までに、リス、福間未紗、たま、パスカルズ、エウロパ、るり、山下久美子、栗コーダーカルテット、坂本美雨、小泉今日子ほか多数のアーティストの演奏に参加。