追悼演奏会 <中村忠・江崎浩司・金子浩の功績を讃える会>
追悼演奏会
<中村忠・江崎浩司・金子浩の功績を讃える会>
2024年7月13日(土) ルーテル市ヶ谷ホール
2019年6月 中村 忠氏、2021年12月 江崎 浩司氏、そして2023年2月 金子 浩氏。音楽界にあまりにも辛い別れが訪れました。
かつて日本人は「かなし」を「悲し」とだけでなく「愛し」あるいは「美し」とすら書いて「かなし」と読ませたといいます。突然の出来事に一時は悲しみ方さえ見失った私たちも、数年をかけ少しずつ愛しみを共に語らう場を持ちたいと願うに至りました。
師弟、友人、仲間…築いた関係はさまざまであっても、そこに今も息づく言語は“音楽”ただひとつです。
それぞれの内に在る三氏と彼らに心寄せる人たちに美しい時が刻まれますように。
発起人一同
第1部 開場14:45 開演15:00(終演予定17:30)
有志による追悼公演(入場無料/要予約)
＜第1部プログラム＞
生稲 雅威(サクバット)
J.ファン エイク：「涙のパヴァーヌ」「イギリスのナイチンゲール」
加賀 才盛(チェンバロ)
J.J.フローベルガー：組曲第20番 ニ長調
新林 俊哉(フルート、ヴォイス•フルート) 水谷 定徳(フルート)
M.P.モンテクレール：2本のフルートのためのコンセール第6番より
河野 優子(ソプラノ) 稲葉 由紀(フルート)
田崎 瑞博(チェロ) 能登 伊津子(チェンバロ)
J.S.バッハ：
カンタータ第96番 レチタティーヴォ
「ああ、わたしを導いてください、おお神よ、正しい道へと」
カンタータ第82番 アリア「まどろめ、疲れた眼よ」
アンサンブル•ブロックフレーテ OITA
あひる選手: 丸尾 千鶴子 渡邉 美恵子 藤澤 里恵 洗 裕子
森 綾香 稲葉 由紀 平野 智美 田崎 瑞博
うぐいす(リコーダー): 国枝 俊太郎 キーボード: 能登 伊津子
ナレーター: 竹中 知子
江崎 浩司 脚本・作曲・演出
創作音楽劇「あひる競詩曲(ラプソディ)」
清野 由紀子(フルート) 水谷 定徳(フルート)
G.P.テレマン：2本のフルートのための9つのソナタ集
第7番 ロ短調
西野 潤一(リュート) 赤坂 泰志(リコーダー)
鈴木 忠(ファゴット)
A.ヴィヴァルディ：リコーダーとファゴット、
通奏低音のためのトリオ イ短調 RV.86
松岡 麻耶(アルト) 田崎 瑞博(チェロ)
能登 伊津子(チェンバロ)
H.パーセル：「運命の時が迫ってくる」
「麗しの島」「私を安息の暗闇に導いておくれ｣
第2部 開場18:00 開演18:30(終演予定20:30)
追悼公演
川原 千真(ヴァイオリン)
H.ビーバー：ロザリオソナタより「パッサカリア」
菅 きよみ(フルート) 森 綾香(オーボエ)
平野 智美(チェンバロ)
C.P.E.バッハ：トリオソナタ イ短調 Wp.148
神野 和美(ヴォイス・フルート) 渡辺 清美(ヴォイス・フルート)
森川 麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 木村 夫美(チェンバロ)
J.B.ルイエ(ド・ロンドル)：2本のトラヴェルソによる
3声のソナタ ホ短調 Op.1-6(Priestman IX)
永谷 陽子(ファゴット) 国枝 俊太郎(フルート) 稲葉 由紀(フルート) 田崎 瑞博(チェロ) 能登 伊津子(チェンバロ)
G.P.テレマン：四重奏曲 ニ短調 TWV 43:d1 1、2楽章
波多野 睦美(メゾソプラノ)
H.パーセル 「夕べの讃歌」
平尾 雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 曽根田 駿(ハープ)
M.マレ：「嘆き ニ長調」第3巻 「ロンドー 優美」第4巻
〜曲目・演奏者は変更となることがございます。あらかじめご了承ください〜
●ご入場について（第1部・第2部 入れ替え制）
【第1部】無料公演／要予約
※当日、予約番号とお名前をご提示ください
【第2部】
チケット料金 前売り4,000円 当日4,500円
●お申し込み
「第１部」「第２部」共にご予約受付は終了いたしました。
『第2部』のみ、当日券（若干枚数）の販売を予定しています。
当日券販売は、会場受付にて18時より開始いたします。
ビーフラット・ミュージックプロデュース
Tel. 03-6908-8977
※メールでのご予約は終了させていただきました。
主催：三氏の功績を讃える会
発起人：稲葉由紀・菊池奏絵・国枝俊太郎・田崎瑞博・
能登伊津子・平野智美・森綾香
マネジメント：ビーフラット・ミュージックプロデュース
中村 忠
2019年6月28日逝去、享年58歳。フラウト・トラヴェルソ奏者。
桐朋学園大学卒業。特にフランスバロック音楽の演奏に秀でる。エマヌエル・バッハの研究・演奏にも力を注いだほか、バッハのマタイ・ヨハネ両受難曲でのオブリガート演奏は多くの人々の記憶に刻まれる名演を残し続けた。料理や文学などを嗜む多才な文化人でもあり、多数の後輩やさまざまな交友関係を大切に築き上げた。
江崎 浩司
2021年12月15日逝去、享年50歳。リコーダー、バロック・オーボエ、バロック・ファゴット、サックス奏者。作曲編曲家、脚本家。
桐朋学園大学卒業。中世の民族楽器の演奏からジャズに至るまで、幅広いジャンルで活躍。作曲も含めてその活動範囲は極めて広い。リコーダー音楽の集大成、V.エイク「笛の楽園」全150曲の収録を終えた。
「ラ・フォンテーヌ」「タブラトゥーラ」のメンバーとしても数多くの公演を重ねた。
金子 浩
2023年2月25日逝去、享年58歳。リュート、バロック・ギター奏者。
桐朋学園大学卒業。デン・ハーグ王立音楽院にてディプロマを取得。ブルージュ国際古楽コンクール入選。
オランダや日本国内において多くの演奏会に参加。ソリストとしてはもちろん、通奏低音奏者としても公演を重ね、その暖かい人柄が器楽・声楽の多数の共演者から愛され続けていた。
追悼演奏会 <中村忠・江崎浩司・金子浩の功績を讃える会>
↓ チケット予約フォーム ↓