小林香里 piano ブラームス Plus
2025年2月4日(火)19時開演(18:30開場)
ムジカーザ
(小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」東口 徒歩2分)
全席自由: 4,000円
2025年2月4日(火)19時開演(18:30開場)
ムジカーザ
(小田急線・東京メトロ千代田線「代々木上原駅」東口 徒歩2分)
全席自由: 4,000円
【出演】
小林香里(Pf)
中村静香(Vn)/ 篠原 智子(Vn)
青木晃一(Va)/ 猿渡 輔(Vc)
【演奏予定曲目】
ブラームス: ピアノ五重奏曲 ヘ短調 作品34
Johannes Brahms: Klavierquintett f-moll Op.34
ドヴォルジャーク: ピアノ五重奏曲第2番 イ長調 作品81 B.155
Antonín Dvořák: Piano Quintet No.2 A-Dur Op.81 B.155
後援: 日本ブラームス協会
公益社団法人日本演奏連盟
● お申し込み・お問い合せ ●※チケット発売10月29日(火)〜
ビーフラット・ミュージックプロデュース
03-6908-8977
https://www.bflat-mp.com
『クラリネット三重奏曲』にアンサンブルの真髄を聴いたように思った。この作品の成立時期の作曲家を標榜する、ピアノによる奥深くて自制されたひびきの創出と融合は、作品の精神的内面性を素晴らしく現出した。『ピアノ四重奏曲』では雄渾の表現が展開された。(中略)圧巻の終楽章など、充足する多様な表現を享受した。
(ムジカノーヴァ5月号 石川哲郎氏/2024年ブラームス・シリーズ第6回 批評より)
小林 香里 [ ピアノ ] Kaori Kobayashi, piano
桐朋学園大学音楽学部卒業。。モーツァルテウム音楽院(現ザルツブルク芸術大学)修士課程修了後、文化庁芸術家在外研修員として英王立音楽大学研究科修了。ピアノを真下良子、寺西昭子、C.リースケ、H.ライグラフ、I.ザリツカヤの各氏に、室内楽をF.アンドリエフスキー氏に師事。フィナーレ・リグレ国際コンクール銀メダル受賞、かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクール入選。
カンタベリー音楽祭をはじめ英欧各地でリサイタル、ラジオ・スイス・ロマンド出演、バーデン・バーデン・フィルとブラームスのピアノ協奏曲第1番協演。「えんれんコンサート」、「第九と皇帝」、NHK「FMリサイタル」、「喝采のコンサート」(東海テレビ主催)等に出演。「シューマン《謝肉祭》では、作品の軸となる激しさと穏やかさを大胆に描き分け、陰影豊かに表した」(音楽の友08年3月号)、ショパンをテーマにした「夜はやさし」シリーズでは「淡い詩情に満ち溢れ、音の色彩の繊細な変化は、多様なグラデーションをもたらす」(ムジカノーヴァ10年10月号)と評された。15年にはラフマニノフ&ドビュッシー前奏曲連続演奏会、19年にブラームス・シリーズを始動。近年は放送通訳者としても活動している。
中村静香 [第1ヴァイオリン]
桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。文化庁芸術家在外研修員としてジュリアード音楽院に留学。第52回日本音楽コンクール第1位、及び増沢賞、レウカディア賞、黒柳賞受賞。第29回海外派遣コンクール特別表彰。第3回日本国際音楽コンクール入賞。鷲見三郎、海野義雄、小林健次、ドロシー・ディレイの各氏に師事。これまでNHK交響楽団等、各オーケストラと共演し、各地の音楽祭にも出演している。ヴィオリストとしては2003年大垣音楽祭でソロデビューを果たし、活躍の場を広げている。「シューベルティアーデ」等のCDをリリース。現在、水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。東京音楽大学准教授、フェリス女学院大学非常勤講師。日本音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール等の審査員も務める。
篠原智子 [第2ヴァイオリン]
桐朋学園大学音楽学部弦楽器科卒業。同研究科修了。
全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第1位、併せて東儀賞、兎束賞を受賞。摂津音楽祭にて金賞、大阪府知事賞を受賞。日本モーツァルトコンクール入賞。名古屋国際音楽コンクールにて奨励賞、ヤマハ賞を受賞。
これまでに、日本センチュリー交響楽団等と共演のほか、セイジ・オザワ松本フェスティバル、東京のオペラの森、水戸室内管弦楽団等に出演している。これまでに、久保田良作、辻井淳、小栗まち絵、名倉淑子、堀正文の各氏に師事。現在、東京都交響楽団団員。
青木晃一 [ヴィオラ]
桐朋学園大学、ケルン音楽大学及び、同大学院修士課程に学ぶ。2011年、ハイリゲンベルク国際音楽祭(ドイツ)にて最優秀演奏家賞を受賞。2016年、文化庁/日本演奏連盟主催 新進演奏家育成プロジェクト・リサイタルシリーズSAPPORO11に出演。ソリスト、室内楽奏者としてドイツを中心にヨーロッパ各地で活躍。完成度の高い演奏技術と豊かな音楽性に裏付けされた演奏に定評がある。
ヴァイオリンを藤井たみ子、東儀幸、ヴィオラを岡田伸夫、ライナー・モーク、マッシモ・パリス、室内楽を藤原浜雄、北本秀樹、ハラルド・ショーネヴェック、アントニー・スピリの各氏に師事。現在、札幌交響楽団副首席ヴィオラ奏者。札幌大谷大学非常勤講師。
猿渡 輔 [チェロ]
千葉県出身。幕張総合高校音楽コースを経て、東京音楽大学、同大学院科目等履修弦楽器研究科を修了。サントリーレインボー21デビューコンサート、チェロコングレスジャパン等に出演。アランギルバート、大友直人の両氏が芸術監督を務める音楽祭MMCJ、アフィニス夏の音楽祭など国内の様々な音楽祭に参加。2008年、札幌交響楽団に入団。2012年、同団と協演。2014年より副首席奏者を務め、現在ソロ、室内楽においても活動している。チェロを佐久間豊治、堀了介、ドミトリー・フェイギン、また室内楽を、大野かおる、河合訓子、堀了介の各氏に師事。