理想を追求したホール

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当社では、コンサートのマネージメント(制作)や、公演受付業務のご依頼で、年間100公演近くコンサートホールにお邪魔しています。

そろそろ、お邪魔したことのない会場がなくなってまいりました。

そんな中、昨年オープンしたホールに初めてお邪魔しました。

江東区にある「豊洲シビックセンターホール」です。
豊洲駅から徒歩1分と言う最高の立地にまずブラボー!
こちらは、ステージの後方がガラス張りになっていて、客席から夜景を楽しむことができると話題になっています。
もちろん、このガラス張りの絶景も素晴らしいのですが、私達はその他の部分に注目しました。

公共施設の建物内に建てられたコンサートホールですが、今までの公共ホールの「残念」な部分を研究して実に理想的なホールとなっています。

公共ホールは、建てた後にかかるコストが問題視されていますが、経費削減が難しいのも現実です。
構造的に人件費が嵩んでしまうホールが多い中、こちらのホールは実にシンプルな構造で、お客様にもわかりやすく対応するスタッフ数も少数で可能です。
施設の表示もシンプルでわかりやすく、とても好評です。

細かなところでは、ロッカーが色付き透明ドアで、不審物もチェックでき、忘れ物にも素早く対応できます。
給水器(水飲み場)は高低2種類あり、木製の踏み台まで用意されていて、子供が自分で水を飲むことが可能です。
ロビーは、不要なカフェコーナーを作らない代わりに自動販売機を設置し、客席数に対してかなり広々した空間をとっています。

また、お手洗いの電気がLEDなのはもちろんですが、人感センサーが各個室毎についているので、使用しない個室の電気代がかからないのです。素晴らしい!!

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その他にも色々と、細かいところで研究し尽くされているのが感じられました。

何もかも満点…というわけにはいきませんが、現在東京都内に建てられたホールの中では、理想に近いホールだと感じます。

これからコンサートを開催しようと計画中の方は、ぜひこちらのホールも候補にされてはいかがでしょうか?
使用料が驚くほどお安いのが、最大の魅力かもしれません。