月別アーカイブ: 2011年4月

ゴールデンウィークはチャリティーコンサートへ

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「義援金」という言葉をあちこちで目にしすぎて、ちょっとお腹いっぱいな方には…
「チャリティー」をお薦めします。
同じ「寄付」でも、ちょっとスタンスの違う形です。
うちでも震災後はコンサートを行う際には必ず入口に「義援金箱」を設置して、ご来場のお客様に義援金の呼びかけをしてきました。
しかし…
箱にお金を入れてくださる方があまりにも少ないことに、落胆することがほとんどです。
芸能人や著名なアーティストが箱を手に呼びかけをすると、瞬く間にお金を箱に入れようとする人が集まって来る光景を見ますが、街頭で募金箱を持った人が大きな声で呼びかけをしている姿を見ても、その箱にお金を入れていれる人を見かけることは滅多にありません。
これと同じことなのかもしれませんね。
何に対して募金をするのか…ではなく、誰にお金を託すのか…
確かに、自分も街頭募金にお金を寄付したかといえば No です。
昔は、赤い羽募金などの時は必ずと言って募金をしていた記憶がありますが、時代とともに募金の仕方もどんどん変わって来たように思います。
だからという訳ではありませんが、音楽好きなら音楽を聴きつつ寄付もできるチャリティーコンサートがお薦めです。
沢山のチャリティーコンサートが開催されています。
ぜひチャリティーコンサートに足を運んでみてください。
いつも聴いていないジャンルのチャリティーコンサートに足を運んで見るのも一つの提案です。
宝くじではありませんが、自分にとって「当たり」となるコンサートに出会えるかもしれません…

ブラス!(Brass!)

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原題「BRSSED OFF」 1996/イギリス
イングランド北部ヨークシャーの炭鉱夫のブラスバンド(金管バンド)が、ロントンのロイヤル・アルバートホールで披露するまでの苦闘物語。
「炭坑の金管バンド」という設定がものすごくガテンなイメージでマッチしていました。
木管楽器は入らなくて正解。
炭坑の閉鎖で、仕事を失うかもしれない不安を抱えながらブラスバンドのコンクールに向けて練習する中、「今は音楽をしている場合ではない」という考えからコンクールを断念しようとするメンバー。
しかし、指揮者とバンドのメンバーたちが音楽という素晴らしい絆で再び楽器を手に、ロンドンのアルバートホールでの全国大会に挑む。
日本にも社会人吹奏楽団やアマチュアオーケストラが沢山あるが、会社が倒産の危機に立たされた時に、果たして演奏を続けることができるのか…と、ふと考えさせられる映画でした。
指揮者ダニーの為に、暗闇で演奏した「ダニーボーイ」には涙が出ました。
この映画は、実際に南ヨークシャーの炭鉱町だったグライムソープにある、グライムソープ・コリアリー・バンドにまつわる実話を元にしているそうだ。さらに、演奏シーンではメインのキャスト達と一緒に、グライムソープ・コリアリー・バンドのメンバー達が出演していて、サウンドトラックも彼らの演奏によるものだそうだ。
素晴らしい演奏でした。
この作品のよいなと思った点は、主役や主な登場人物が、決してトランペットではなかったこと。
主役がトランペットではいかにも「主役だから目立つ楽器やってます」というイメージで、しかも演奏シーンで必ずボロが出てしまう。
フリューゲルやテナーホーンなど、あまり日本では馴染みのない楽器で、決して花形楽器ではない(失礼;)からこそ、映画を見ていても違和感なく見れたのだと思います。
楽器やってる人が音楽もの映画を見た時、演奏シーンがあるとどうしても、「う〜ん、ちょっと違う…」と、興ざめしてしまうのですよね。
ちなみに、一番若いメンバー(たぶん)のアンディーを演じた、ユアン・マクレガーは、『スター・ウォーズ』の若かりし頃のオビ=ワン・ケノービ役のあの人です。
指揮者のダニー役のピート・ポスルスウェイト氏は、何度見てもいかりや長介さんに見えてしまって…いや、彼はイギリスのシェイクスピアなどの舞台出身の素晴らしい役者さんです。スピルバーグの「ロスとワールド/ジュラシックパーク」にも出演されています。
残念ながら今年(2011年)1月にお亡くなりになったそうです。

音楽もの映画

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毎日何かしら書くと決めた以上、何か書かなければいけないのだけれど…
そんなに毎日話題がないので、「音楽もの映画」のカテゴリを増やして、こちらでご紹介してゆくことにします。
私の場合は、残念ながら映画館に映画を見に行く時間的な余裕がないので、もっぱらホームシアターでの鑑賞です。
DVDになるのをひたすら待っているしかないので、こちらでご紹介しても既に話題としては古いと思われますが、許してくださいませ。
もし、こちらで紹介する作品でまだ見たことのない物が出て来たら、ぜひ見てみてくださいね。
ご感想などもお待ちしています!
ちなみに、過去に見た作品のなかから順不同で思い出したものからご紹介します。

カペラッテコンサート終了

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4月22日と4月24日に、2日に渡って行なったCAPPELLATTE10周年記念コンサート。
お陰様で、沢山のお客様にご来場いただき、無事に終了いたしました。
余震が心配される中、一緒に10周年の節目を見届けようとたくさんのお客様にご来場いただきました事、本当に感謝しております。
余震…
今回のコンサートは本当にこれが一番の問題で…
高層ビルの3階にある近江楽堂は、ホール自体は地震で崩れたりするようなことはないのですが、緊急地震速報が入ると、ビル全体に放送が入るらしく…ホールも例外なく放送が入ってしまうとの事で、このことを先にお客様にお知らせしたりと、通常のコンサートにはないお知らせが必要となりました。
リハーサル中にゆら〜りと揺れる事がありましたが、この放送が入る事もなく、無事に終了!!
いろいろな意味で、ドキドキするコンサートでした。
CAPPELLATTEは毎回、衣装だけでなく照明による空間演出にもこだわり、その会場にある照明設備を最大限に使用した演出をします。
24日の公演は昼間の公演だったために、天窓から光が差し込みあまり照明効果が発揮できていなかったかもしれません。
私はずっと裏にいたために、客席やステージの状況が見られず残念。
今回も、いろいろとやらせて頂きました。
お客様には気付いて頂けたでしょうか…

カペラッテコンサート

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この春10周年を迎えたカペラッテが本日記念コンサートを開催した。
もう10年か…
彼女たちの演奏を聴いたのは、それこそ10年前頃の古楽の森コンサートでのことだ。
うちで主催する、古楽界の若いアーティストたちのジョイントコンサートにカペラッテ出演したのがきっかけだった。
当時はまだ学生の雰囲気が演奏にも出ていたように記憶しているが、今日の演奏は磨き抜かれたアーティストとしての風格すら感じさせる演奏だった。
独特の雰囲気を持った彼女たちの演奏が、今後どれだけ沢山の人たちを魅了して行くのか楽しみだ。
私自身は…といえば、10年前と何一つ変わっていない気がする。
変わったことと言えば…現場仕事での体力がなくなったことだろうか。
今日も7時間ほぼ立ちっ放しだったが、帰りの道中で足が疲れて駅の階段で何度もよろける始末…
ああ、情けない。
早くスタッフに仕事を任せて現場を引退しないといけません。
10年後はどうしているやら…

仙台フィルチャリティーコンサート

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こんなに心が熱くなったコンサートは初めてだった。
山口綾規さんと仙台フィルによる献花ならぬ献奏の後に全員で黙祷を捧げ、コンサートがスタート。
山下一史さんの指揮で、高木綾子さんのフルートと吉野直子さんのハープをソリストに迎えてモーツァルトのフルートとハープのための協奏曲。
その後、ヴァイオリンの高島ちさ子さんをソリストに、マスネのタイスの瞑想曲。
ヴァイオリンの加藤知子さんと同じくヴァイオリンの漆原朝子さんをソリストに、バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調。
ここから指揮者が広上淳一さんに代わり、ヴァイオリンの三浦文彰さんをソリストにメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調
ピアノの小山実稚恵さんをソリストにラフマニノのピアノコンチェルト2番

それぞれ、1楽章だけとか、2、3楽章だけという短い演奏でしたが、もうこれだけで、コンサートに3つくらい行った気分になれる。
休憩後は、ヴァイオリンの徳永二男さんとチェロの堤剛さんをソリストに迎え、ブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲。
きっと二度と聴くことのできない幻の共演だったのではないだろうか。
そして、最後は広上淳一さんの指揮と出演者全員によるベートーベンの交響曲7番!!
この出演者みな…というのが凄い。
徳永さんや堤さん、それぞれソリストを務めた著名な方々がいわゆるオーケストラの末席、一番指揮者から遠い位置に座っているのだ。
そして、プログラムをよーく見ると、引退されたはずのオーボエの宮本文昭さん、ヴァイオリンの磯絵里子さん、チェロの古川展生さん、クラリネットの村井祐児さん、その他ものすごいメンバーが仙台フィルのメンバーに加わっていたのだ。
自分たちが表にでるのではなく、仙台フィルをサポートする側に徹するという姿勢がとても感動的でした。
これが本当の支援する心なのだなと…
こんなコンサートはいままでになかった。
きっと歴史に残る、語り継がれるコンサートだったと思います。
きっとあれ以上の感動的なコンサートは今後出てこないかもしれないと思った程です。
演奏だけでなく、客先全てが愛に溢れ、皆が仙台フィルを、被災地を応援したいという同じ心だったからかもしれません。
このコンサートの発起人として、ご挨拶をされていた徳永さんと堤さん。本当にありがとうございました。
そして、渾身の指揮で、ほとんどリハーサルもできなかった混合オーケストラをまとめあげた広上さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてそして、何より、大変な状況でも演奏を続けてくれる仙台フィルの方々に、ありがとうとエールを送ります。
きっと、体力的に大変なコンサートだったと思います。
今日はゆっくり眠れるかな?
しかしまた余震が…
引き続き応援して行きます!

ばーたー

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最近とても好きな言葉。
バーター
意味は、物々交換(英: barter)らしい。
芸能界など業界では、束(たば)を逆に読んだ「ばた」から来たもので、「抱き合わせ出演」の意味。ドラマ・映画などのメイン出演者と同じ所属事務所の新人俳優、女優を出演させる事。
本来予定された人の出演が叶わなくなり、そのかわりに「格下の人を出演させる」という意味合いで使われる場合もある。理由は、知名度を上げるためだったり、単に穴埋めのことも。
(by Wiki)
公演の宣伝をする時に、他人のコンサートの当日のプログラムにチラシを挟み込ませて頂いたりするのだが、その時に「バーターで…」という使い方をよくする。
つまり、そちらのコンサートで挟み込みをして頂く代わりに、うちのコンサートでの挟み込みもどうぞ、というわけだ。
お互い様なので、ほとんどが円満に話しが通る。
芸能界で使う「ばーたー」の意味のようなことでは、クラシック業界ではあまり使っていない。
しかし、このところ外来アーティストの来日中止などの理由で国内のアーティストに急遽変更してコンサートを行ったりしている。
まさに「ばーたー」だ。
しかし、これでいいのだ。(古い…;)
日本のアーティストをもっと使うべきだ!!
海外アーティストを呼んでばかりでは、日本のアーティストの仕事が減ってしまう。
だから、震災後の今の日本には日本人のアーティストをもっと沢山つかったコンサートを、全国各地でたくさん開催すべきなのだ!!
日本にはもっともっと良いアーティストがいる。
だから、「あまり名前の知られてない日本人より、本場ヨーロッパから来る外来アーティスト」ということだけで公演を作らないでほしい。
まずは、日本の演奏者を日本全国で取り合うぐらいになって欲しいものだ。
だから、ばーたー万歳!!

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デーブ・スペクターさんのすべらないつぶやきに日々癒されています。
批判的なつぶやきが多い中で、批判をしながらにやりと笑かしてくれる。
素晴らしい!