日本全国一人一楽器!!

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電車に乗っていると必ずと言ってよいほど楽器を持った人を見かけます。
ヴァイオリン、チェロ、トランペット…コントラバスの時もありました。
全員がみなプロの演奏家ではないと思いますが…。
そこで、ふと思いました。
家の中に、一つも楽器の無い家はどんなかんじなのだろうかと…
実はけっこう多いのです。
子供がいると、リコーダーやピアニカ、アップライトピアノやエレクトーンがあったりしますが、子供が住んでいない家庭では何も無いのが珍しくありません。
さらに、驚いたのは音楽を聴く機材が全くない家もあります。
ラジカセどころかラジオもない…
TVオンリー。
私の感覚では「ありえない」ことですが、これがけっこうな割合を占めていたりします。
そのかわり、他の家には普通にあるのに我が家にないものもあるのかもしれません。
全家庭に音楽を聴く、または奏でるという習慣があったら音楽人口はもの凄い事になることでしょう。
なんでも良い。昔好きだった山口百恵の復刻版CDとか、民謡とか…
なんでも良いから家で聴いて楽しんでいるうちに、生演奏が聞いてみたくなる。
そして、自分も歌ったり、弾いたりしたくなる。
そんなふうにして音楽人口を増やして行くことが大事なのだと、最近強く思います。
ジャンルにこだわるのはやめよう。
自分の好まないジャンルの音楽だったとしても、メロディーがあり、リズムがあれば耳を傾けてみよう。
批判したり淘汰してゆくのではなく、お互いの良い所を理解し合おう。
なんだか大きなお話になってきてしまったが、つまり、何か演奏したり歌をうたったりしてみませんか?
という提案なのでした。
歌謡ショーで客席にいるおば樣方が楽しそうに手拍子をしながら一緒に口ずさんでいる姿をみると、
「ああ、こういう音楽の楽しみ方もありなのだなぁ」としみじみと思ってしまいます。
音楽に質とか、品位なんてものは必要ないのですね。
その人が楽しんで、感動できて、心で聴く事のきるものが音楽なのだと思います。
さあ、次は何の楽器を始めようかな…

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